きりきり~♪ 桐を生ける
11月の3~17日、田園調布のみぞえ画廊の門前花に桐(きり)を生けました。
花材:桐(花芽つき)・ドウダン・百合・ひば
秋は、ささげ・びわ・柿・かりんなど、実などお花以外もおもしろい形の素材が充実しています。
実つきの枝を高く生け主役にしようと思ったのですが、手に入ったのは、すごく立派な桐の花芽つきの枝。
近所の家に桐の大木があり、秋の実のある風情が素敵だな~と思っていたのです。
生けてみてさらに気に入り、家に植えたいと思ったのですが、すぐに桐は大木になるそう。新しい素材を生けるたびに家の庭に植えたくなるので困ります^^
今回の生ける際のポイント
●とにかく桐の高く、枝振りを生かしていける!広い場所では高さや大きさがあると映えます。(お花屋さんにも桐を高く生けてね♪とお言葉をいただきました!)
●黄土色の桐の芽に、淡いピンクの色合いのゆりをたっぷり入れて、やわらかい雰囲気に
●赤く紅葉したどうだんであざやかな色彩をプラスする
●奥に赤の反対色の緑のヒバをいれて、色のめりはりと奥行きをだす
実はなにより2週間お花をきれいな状態に保つためには、枯れたお花をとってきれいなお花を正面にむけたりと日々のこまめで地味な手直しやお手入れが一番大事ですね^^